特定健康診査・後期高齢者健康診査
データの力で、あなたの生活を守りましょう。
年に一度の健診は、誰もが受けることが出来る仕組みになっております。当院では、「マイナンバーカード(マイナ保険証)」を活用し、検査結果をご自身の「健康資産」として積み重ねていく「これからの健診スタイル」を推奨しております。健診制度が複雑ですので、以下のようにまとめました。不明な点は医師・スタッフにご質問下さい。
40歳〜74歳の方:特定健康診査
目的:生活習慣病(メタボ)の芽を摘む
この世代で最も恐れるべきは、動脈硬化による心筋梗塞や脳卒中です。
特定健診では、内臓脂肪の蓄積(メタボリックシンドローム)や、血圧・血糖・脂質の異常を早期に見つけ、血管を守ることを最優先にしています。
心臓と血液もしっかりチェック
愛媛県の特定健診には、基本的な項目に加え、心電図検査(不整脈などの確認)や貧血検査が含まれています。自覚症状が出にくい心臓の負担や、全身の酸素不足(貧血)も併せて確認できるため、より安心度の高い健診となっています。
75歳以上の方:後期高齢者健康診査
目的:個人の状態に合わせた「最適」を見つける
75歳を過ぎると、体力や健康状態の「個人差」が非常に大きくなります。
元気な方には引き続き「生活習慣病(メタボ)対策」を行い、体力の低下を自覚された方には栄養をしっかり摂る「フレイル(虚弱)予防」へと重点を移すなど、お一人おひとりに合わせた管理が必要になります。
問診・質問票で隠れた不調を拾う
検査項目は絞り込まれていますが(心電図・貧血等は除外)、代わりに詳細な「問診・質問票」が重要になります。 医師が問診を通じて心身の衰えや隠れた症状(動悸・息切れ等)を拾い上げ、必要な場合は追加の検査(保険診療)へとスムーズに繋げます。
マイナンバーカード活用のメリット(医療DX)
当院は医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。 マイナンバーカードを持っておくことで、健診受診に関連して以下のメリットが生まれます。
※カードをお持ちでなくても、従来通り受診券と資格確認証で受診可能です。
- 過去データとの比較:マイナポータル(スマホ)で過去の健診結果を確認でき、経年変化をご自身で把握できます。
- 診断精度の向上:医師があなたの過去の健診データや正確なお薬情報を把握できるため、より的確な診断が可能になります(ご利用時の同意が必要です)。
- 緊急時の備え(マイナ救急):もしもの救急搬送時に、隊員や医師があなたの情報を即座に確認でき、迅速な救命処置につながります。
実施概要(愛媛県・松山市共通)
| 種類 | 特定健康診査 | 後期高齢者健康診査 |
|---|---|---|
| 対象 |
40歳 〜 74歳 |
75歳以上 |
| 主な目的 | メタボリックシンドローム対策 | メタボ対策 + フレイル予防 |
| 費用 | 自己負担あり (受診券をご確認ください) |
無料 |
検査項目の違い
共通項目(両方の健診に含まれます)
- 身体計測(身長・体重・BMI)※腹囲は特定健診のみ
- 理学的検査(身体診察)
- 血圧測定
- 尿検査(糖、蛋白、潜血)
- 血液検査
- 脂質(LDL、HDL、中性脂肪)
- 血糖(血糖値、HbA1c)
- 肝機能(AST、ALT、γ-GT)
- 腎機能(クレアチニン、eGFR、尿酸)
特定健診のみ
- 貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値)
- 心電図検査
後期高齢者健診の重点項目
- 詳細な問診(生活習慣、フレイル、認知機能等のチェック)
※ 75歳以上の方へ(心電図・貧血検査について)
後期高齢者健診には「心電図」「貧血検査」が含まれませんが、問診等で動悸や立ちくらみなどの症状が疑われる場合は、通常の保険診療(一般外来)として検査を行うことが可能です。医師にご相談ください。
企業健診(社保・組合健診)について
企業の「定期健康診断」や「特定健康診査」も実施しております。
※加入されている健康保険組合(保険者)により、検査項目や自己負担額が異なります。必ず「受診券(利用券)」をご確認の上、ご持参ください。
ご予約について
お電話、または窓口にてご予約ください。
お持ちいただくもの
- 受診券(加入している保険者から郵送されます)
- マイナンバーカード(または資格確認証)
- 健康手帳(お持ちの方)
※正確な数値を測定するため、午前受診の方は朝食を、午後受診の方は昼食を抜いてご来院ください(お水・お茶は摂取してください)。
